ちしき丼

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ネコが顔を洗うと雨

これはいくつか説があるようです。

逆に「猫が顔を洗うと晴れる」という地域もあるとか。

 

説1

晴れの日が続くと湿度が低くなるので、ネコの目や鼻が乾きます。

そのため、ネコは顔を洗って水気を与えます。

「晴れの日がしばらく続いたので、もうすぐ雨が降るだろう」ということです。

 

説2

ネコのひげはすごく敏感です。

雨が降る前は湿度が高くなり、ひげが湿気によって重くなり垂れてきます。

「垂れてきたひげが気になって、顔を洗うから」ということです。

 

 

そもそも、ネコって毎日顔洗ってるような気がするのは私だけでしょうか。。。

ヒツジ雲が出ると雨

ヒントは味噌汁。

暖かい味噌汁を放置して冷め始めると「みそ」がまだら模様を描きます。

これは暖かい味噌汁の表面が冷えることによってお椀の中で小さな対流がいくつも起こるもので、ベナール対流という現象です。

 

ヒツジ雲もまさに同じ原理で、ヒツジ雲が出るということは上空で対流が起こり始めていることの表れです。

上空で温度のアンバランスが生じるのは、空気の入れ替え(対流)が始まっている可能性が高く、高気圧が抜けかかっていて、低気圧や前線が接近していることを示しています。

 

よって、「ヒツジ雲が現れる」⇒「天気が悪くなる」ということのようです。

茶わんのご飯粒がきれいにとれると雨

空気が乾燥していると、ご飯の表面がすぐ乾いてしまってお茶碗にくっついちゃう。

逆に湿度が高いと、ご飯粒が湿ったままなのでお茶碗にくっつかずにスムーズに取れる。

 

なので、雨が降る前は「湿度が高い」⇒「ご飯粒がきれいにとれる」ということのようです。

 

湿気の影響ってすごいですね~!

遠くの音がよく聞こえると雨

似たようなのに「鐘の音がはっきり聞こえるときは雨」というのもあります。

 

これは音の2つの性質が関係しているそうです。

その性質とは「音は湿度が高くなると伝わりやすい」と「音は温度の高い方から低い方へ曲がる」です。

 

晴れの日は地表の温度が高くなり、音が上へ逃げてしまうので遠くの音はあまり聞こえない。

雨が降る前は上層と下層の温度差が晴れの日よりも小さくなるため、音が上へ逃げにくくよく通る。

 

よって、雨が降る前は地上付近の気温も下がり、湿度も高くなっているので、遠くの音がよく聞こえるようになるということです。

 

ツバメが低く飛ぶと雨

雨が降る前は、虫は低いところを飛ぶようになります。

その低く飛ぶ虫を食べるため、ツバメも低く飛ぶということのようです。

 

ツバメに限らず、鳥全般に言えそうですね。

 

そもそもなんで虫は低く飛ぶの?ってとこは諸説あるようです。

  • 羽や体が湿気を含んで重くなり、高く飛べなくなってしまう
  • 上昇気流が起こらないので、高く飛べない
  • 交尾をしようとして低いところに集まる